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COLUMN

10-week series of morning Yoga 自分を知り、周りを知る*

wisdom of ancestors to today|先人の知恵を今に活かす


7回目のMorning Yoga。


今週のテーマは「自分を知り、周りを知る」。

先週触れた「今に気付くこと」の続きでもあります。


最近の私のアハ!体験は、人が何かを評価するときの傾向(仮説)です。


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「先入観や前提と特性にギャップがあるほど、ものごとの印象判断は強くなる。」

例:〇〇(職業や性別などの属性)だけど、〇〇な人(活発、明るい、など特性)。

→自分の価値観は判断に大きな影響を及ぼすと思うので当たり前と言えば当たり前なのですが、

 自分の行動は変わらなくても、環境が変わるとこれまでとは異なって見えることもあるんだなぁと

 いうことに気が付いたのでした。

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つまり、「ものごとの評価は置かれた環境によって変わる。」

環境とは、時代、国・地域、文化などなど、(判断する側の)価値観に影響するものを指します。

他人の評価とはあくまでも相対的なもの。絶対的なものではないことを忘れずにいたいです。



対して、ヨガはあくまでも自分に向き合うことを大切にします。

それは、誰かと比較するのではなく、自己を磨いて成長させてゆくこと。

横ではなく、縦の比較であり、よりブレない基準がそこにはあるはずです。


ヨガは優しい・すべてを包み込んでくれるようなイメージがある方も多いかもしれないと想像しますが、

同時にある面ではとてもストイックで、現実的で、行動によって未来を変えることを学ぶツールだと

捉えています。


これまで知っていたつもりの知識も、実際の事例という体験を通してより深く理解し、

実生活に活かせるものになると考えるからです。


そして、自分のことだけでなく、自分を知ることで、周りを知り、

想像力を働かせられるようになっていくのだと思います。


だから、ヨガはthe way of living、終わることのない学びの旅。


Namaste*



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“ABHYASA VAIRAGYABHYAM TANNIRODHAH.

これらの心の作用は、修習[アビィアーサ]と離欲[ヴアイラーギャ]によって止滅される。” by Swami Satchidananda

I-12

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積極面としては修習を行なう。そしてもう一方で、そうした作用[ヴリツテイ]の原因から自分自身を引き離す。

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