Be yourself|あなたらしさを大切にするために科学ができること
Sience Help(サイエンス・ヘルプ )とは、科学を日常生活に活かすということだそう。
日本でもベストセラーとなった“スタンフォードの自分を変える教室”を執筆した
とても共感する視点だなと腑に落ちて、それから事あるごとに意識しています。
Health Psychology(健康心理学)が専門の彼女は、長年ヨガ・瞑想を実践。
“Yoga for Pain Relief”という本を執筆したり、
心と身体、医療政策、臨床実践に関する研究論文を掲載する学術誌
International Journal of Yoga Therapyの編集主幹も務めていました(2005年〜2012年)。
私がとくに好きなのは、ストレス(含めた自分自身)との付き合い方についての最新刊
「物事は捉え方次第で変わる」、「今の状況をありのままに受け止める」といった
ヨガ哲学的な視点(東洋的なコンセプト)に、
心理学や脳科学といった科学的な視点(西洋的なコンセプト)が加わり、
より多くの人に理解しやすく、心に響く内容にまとまっているなぁと感じました。
すべての人への思いやりを感じる素晴らしい本だと思います。
双子の姉妹のJane McGonigalとともに、来日した際に「ほぼ日」で特別講義を行った記事
(「わたし」を肯定する研究。)もとてもおすすめです。
おふたりの研究内容とそのバックグラウンドがとても分かりやすく
(一卵性双生児でもそれぞれのキャラクターやアプローチの違いも興味深い)、
かつ、心にじわっと染み込むような温かさ。
糸井さんの質問も秀逸でなるほどと唸ってしまった記事です。
“Kelly McGonigal is a leader driven by compassion and pragmatism.”
“ケリー・マクゴニガルは、「思いやりの心をもって科学的知見を活用すること」
を信念として活躍するリーダーである。”
私自身も心理学や脳科学の事例や知見、Yoga Therapyの知識を学び、
ヨガのレッスンに活かすことは今の目標のひとつです。
様々な面から「健やかな心と体」をサポートする活動をしていきたいと考えています。
近所の図書館にも彼女の本やDVDがたくさん。
本を読んだ後、きっと誰もが前向きな気持ちになるようなメッセージに溢れているとことが好きです。